情報技術も、将来も。
自分の頭で考えたい
情報メディア学科を選んだ理由は?
情報技術に操られることなく、「使う側」に立ちたい
スマホばかりさわって、暇さえあればSNSを見て……良し悪しは別としてそれが一般的な高校生の姿であり、実際に僕もその中の一人でした。でもあるとき、ふと思ったんです。僕らのまわりにはこれだけ情報技術があふれていて、日常的に使ってはいるけれど、その仕組みを知る人はほとんどいないな、と。そうして自分を振り返ったとき、何も知らず、分からず、ただ消費者として踊らされているような気がして、急に怖くなったんです。だったら、「知っている側」になろうと。情報技術に操られるのではなく、正しく使う側になろうと。それが最初でした。
これまでの学びや研究でもっとも力を注いだのは?
プログラミング言語や画像編集が楽しくて仕方ない
今は3回生で、研究室への配属はまだ決まっていないので、それに備えて基礎的な情報リテラシーや技術力をつけることに力を入れています。例えば、C言語やJavaなどのプログラミング言語などです。他にも写真や映像の撮影、その編集などが好きなので、画像処理系技術のトレーニングもしています。高校までも「情報」の授業はありましたが、入試に直結するわけでもなくそこまでしっかり学ぶことができないため、少し物足りなさを感じていました。でも、大学からはそれを専門として本格的に学ぶことができます。毎日の学びが楽しくて仕方ないです!
将来の夢や今後の目標は?
知りたいと思ったことすべて挑戦し、未来を見つけていく
まだこれといって、特定の職業や業界は絞り込んでいません。それを見つけるためにも、とにかく今は、「学びたい」「知りたい」と思ったことに片っ端から挑戦することを大事にしています。もちろん苦労や失敗もありますが、そのすべてが力に変わっていると思います。データベースを構築する講義があったのですが、うまく起動せず、寝る間も惜しんで原因を追究したのは良い経験になりました。大事なのは、ただ先生に教えてもらったことを実行するのではなくて、自分で考えてアレンジしていくこと。この調子で、生き方や将来の職についても、自分の頭で考えていきたいと思います。
自由に伴う責任を
両立させて
現在の住まいや通学スタイルは?
草津市の学生マンションから原付で10分
実家は京都ですが、ひとことで京都と言っても広いです。同じ京都府下でも、僕は日本海側の丹後方面の出身なので、実家通いはちょっと無理。草津市の学生マンションで一人暮らしをしています。キャンパスへは原付で10分ほどです。推薦入試で早くに龍大進学が決まっていたので、家賃やキャンパスとの距離など、条件の良い下宿先を早めに探すことができたのはラッキーでした。キャンパスのある大津市にこだわらなくても、ちょっと範囲を広げて探せば、暮らしも通学も便利な街が周辺にけっこうありますよ!
現在の生活スタイルのポイントやメリットは?
自由の結果や責任を受け止めること
下宿生活の良いところは、電車の時間を気にせずに遅くまでキャンパスに残って学習や研究ができるところです。ただ大学にいる時間を長くできるぶん、掃除や洗濯はきちんとやっておかないと、すぐに部屋が散らかるのでみなさんも注意してください(笑)。確かに一人暮らしは時間の使い方が自由で、何時に帰宅しようが深夜にいつまで起きていようが本人次第です。僕のようにマイペースな人には便利ですが、そのぶん責任もついて回りますから、自由に対する結果も自分で受け止める必要があることを忘れてはいけないと思います。おかげで僕も、ずいぶんと自律心がつきました。